こんにちは。
この記事ではアルバイトやパートの方の福利厚生についての情報をまとめています。
福利厚生とは何か?
福利厚生とは、会社が従業員に提供する給与や賞与以外の報酬のことです。
例を挙げるとこんな感じ▼
アルバイトやパートも必ず利用できる福利厚生
正社員はその会社が提供している福利厚生を全て受けられることが多いけれど、アルバイトやパートは福利厚生の一部しか利用できないことも多々あります。
その中でもアルバイトやパートでも必ず利用できる福利厚生が法律で定められており、それを法定福利厚生といいます。
法定福利厚生って具体的にどんなのがあるの?
社会保険や有給は法定福利厚生に含まれているよ。この2つの福利厚生が認められるための条件についても解説するね。
社会保険への加入が認められるための条件
そもそも社会保険に入るには、次の2つの方法があります。
- 親や配偶者の扶養に入る
- 扶養に入らずに、自分で社会保険に加入する
1のように、親や配偶者の扶養に入りたい場合は、次の2つの条件をクリアできればOKです。
扶養に入らず自分で社会保険に加入するための条件は各保険によって少し異なります。
雇用保険、健康保険・厚生年金に分けて箇条書きでまとめました。
健康保険・厚生年金の「4分の3以上」という条件を満たせなくても、次の5つの条件を満たせば健康保険および厚生年金に加入できます。
そしてさらに、上記の「501人以上の企業」というのは、今後の流れとして条件がゆるくなっていきます。
また「1年以上継続して勤務する見込みがある」という条件についても2022年10月から次のように変更があります。
働き方改革の流れで、フリーターやパート勤務の方も社会保険に加入しやすくなってきてますね。
有給休暇が認められるための条件
非常勤として働いている方も、次の条件をクリアしていれば必ず有給はもらえます。(労働基準法第39条)
つまり欠勤しすぎずに半年働けば有給は必ずもらえる!ということ。
会社によっては非常勤に有給を取らせていないところがありますが、それって実は違法です。
もし有給を取らせてもらえないようであれば、法律を根拠に会社に相談してみましょう。
働き方改革の流れで、非常勤が働きやすい法整備が進んでいます。
もっと詳しく知りたい方用に厚生労働省の公式サイトを載せておきますね▼
まとめ
条件を満たせば、非常勤職員であっても厚生年金や雇用保険にも加入できます。
条件を満たせば、有給も必ずもらえます。
知識をつけることで、自分に合った生き方が選択しやすくなるのでぜひ参考にしてみてください。
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