鬱病の彼氏が冷たい…という不安の解消方法【2ステップで不安を減らす】

うつ病
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私の彼氏(現旦那)は大学生の時にうつ病を発症しました。

その後お風呂や食事もままならない時期を経て回復し、今は仕事もできています。

私自身、うつ病の彼氏とのお付き合いのなかで「彼氏が冷たい気がする…」と悩んでひとりで泣いたことが多々ありました。

しかしそのツライ日々を乗りこえたからこそ旦那の大切さを痛感して、今の毎日を幸せに感じられるのだなとも感じています。

その経験やうつ病について様々な本から学んだことをふまえて、「彼氏が冷たい気がする…」という不安について考えてみました。

この記事で解決できる悩み
  • 彼氏とのお付き合いについて、不安な気持ちを抱えていて苦しい…
  • 彼女としてどのように接していけば良いのかな…
不安解消のためのステップは2つ
  1. まずは彼氏の気持ちやうつ病についての理解を深める
  2. 今後どう接していけば良いのかについて方針を決める

人によって状況は様々ですが、私の経験が今悩んでいるあなたの参考になれば嬉しいです。

【不安解消の第1歩】彼氏の気持ちを理解するためにできること3選

そもそも彼の気持ちが分からないと、不安な気持ちも強くなってしまいますよね。

まずは彼氏の気持ちを理解するためにできることを3つ挙げさせていただきます。

  1. うつ病についての知識を集める
  2. 表情や行動から気持ちを想像する
  3. できる限り寄り添う

この3つについて、あとで1つずつ解説していきます。

ただ、基本的に彼氏の気持ちを全て理解することは不可能であるということを前提として構えていた方が良いと思います。

自分の気持ちを他者に理解してもらうのが難しいように、他者の気持ちを理解するのは難しいものです。

さらに「うつ病」というものの症状が加わっているので、彼氏自身も自分の気持ちがよく分からなくなっている可能性もあります。

それでも他者の気持ちを「少しだけ」理解することはできるので、そのための手段を3つ提案させていただきます。

①うつ病についての知識を集める

うつ病の彼氏の気持ちを理解するためには、うつ病についての知識は必須です。

彼氏の気持ちを考えるためのうつ病知識の例を次に挙げます。

  • うつ病の種類によって、朝に症状が強まる人と夕方に症状が強まる人がいる。
  • うつ病になると自分の価値が分からなくなる傾向がある
  • 症状の程度によっては風呂や食事もできないことがある

症状が強まる時間帯を知っておくだけで、相手が少し落ち着いている時間帯に話をすることができますよね。

相手が「自分の価値が分からなくなっている」と仮定すれば、相手が自分自身に価値を見出すことができるような声掛けができます。

「風呂や食事ができないこともある」と知っておくだけで少し気持ちの余裕ができ、相手を焦らせるような言葉をかけずに済みます。

相手にとって適切に関わることができれば相手も心を開きやすくなるので、より相手の気持ちを理解しやすくなりますよ。

例として挙げたもの以外にも、彼氏の気持ちを考えるヒントになるような知識はたくさんあります。

うつ病について初めて勉強するという方への個人的なオススメは「ツレがうつになりまして。」という本です。

この本は映画化もされているので知っている方も多いかもしれませんね。

うつ病についての知識も得られますし、パートナーがうつになったという点で共感できることも多々ありますよ。

②表情や行動から気持ちを想像する

彼氏の気持ちを理解するために、表情や仕草から気持ちを想像することが大切です。

彼氏の体調が良い時・悪い時それぞれの表情や仕草を把握しておくと、少しずつ彼の気持ちに寄り添った対応ができるようになっていきます。

うつ病と戦っている最中の方の中には、気持ちを言語化する余裕がないといった方もいます。

そのため表情や仕草から彼氏の気持ちを想像して寄り添うのが、周りにできる最善の策だと考えられます。

うつ病の方にとって「自分の気持ちを伝える」というのはこちらが思っている以上に大変なことなのです。

そのため人との関わりが負担になることも多いので「言葉でのコミュニケーションを強要しない」ということは非常に大切です。

「彼氏に冷たくされてツライ」「寂しい…」という気持ちは分かりますが、それも理由があってのこと。

もし将来も彼氏と一緒にいたいという気持ちがあるなら、今はグッと耐えるべきかもしれません。

うつ病からの回復によって、言葉でコミュニケーションがうまく取れるようになる時を待ちましょう。

③できる限り寄り添う

彼氏の気持ちを理解するために、相手が求めた時に寄り添って話を聞いてあげると良いと思います。

症状がやわらいだ時などに、彼氏の方から気持ちを話してくれるタイミングが来るかもしれません。

その時には、まずはできる限り自分の意見を抑えて彼氏の気持ちをそのまま受け止めてあげることが大切です。(いわゆる傾聴ですね)

素直に彼氏の話を聞いてあげることで、彼氏も「この人には素直に気持ちを話せるな」と感じてくれると思います。

うつ病になるとネガティブなことをたくさん考える傾向があるので、自分の気持ちを他者に正直に言いづらいという方も多いです。

さらにうつがひどい時は、自分でも自分の気持ちが分からなくなるという方もいます。

そのような状況のなか、勇気を出して話をしてくれたことを尊重して彼の話を傾聴しましょう。

相手のことをまるごと理解するというのは難しいことですが、それでもそばにいて話を聞くことはできます。

話を聞いてくれる人がいるという状況は彼氏にとってすごく安心だと思いますよ。

今後どう接していけば良いのか

これを読んでいる方のなかには「将来のことを考えると、もしかして別れた方が良いのかな…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

場合によっては「別れる」という選択も正解だと思います。

自分の人生なので、彼氏とお付き合いを続けるのも別れるのも、自分で考えて選択したことならどちらも正解です。

今後どうすれば良いのかについて次の3つの視点を使うと考えやすいですよ。

  1. 自分にとっての幸せは何かを考える
  2. 自分のことも大切にする
  3. 彼氏と一緒にいることを楽しむ

①自分にとっての幸せは何かを考える

まずは自分にとっての幸せは何かを考えてみましょう。

なぜなら自分が欲しい幸せを考えて、それ以外は手に入らなくてもよいと覚悟することで将来への漠然とした不安を断ち切ることができるからです。

例えば、世間的に幸せの象徴として結婚や子どもが挙げられることがありますよね。

ですがうつ病の彼氏と付き合う時、結婚や子どもは諦めた方がよいケースもあると思います。

私自身、今は結婚していますが付き合っていた頃は「結婚は夢のまた夢かもしれないな…」と考えていました。

もし重度のうつ病となった場合、長年仕事をするのが難しい状況になってしまうケースもあるからです。

自分が結婚や子どもを望むことが相手にとって負担になるケースもあるでしょう。

自分の人生に何を望んでいるか考えた時、結婚や子どもが必須だという方もいると思います。

自分が幸せになるための選択をすることは何も間違ったことではないので、別れるという選択肢も視野に入れて良いと思います。

(もちろん、私のケースのようにうつ彼と結婚までたどり着く方たちもいるので、相手の負担にならない範囲で結婚に向けて努力するのもアリです)

一方で結婚という形にこだわらなくても今の彼氏と一緒にいたいという方もいると思います。

自分の幸せを考えた時に、今の彼氏と一緒にいるということが必須なのであれば迷うことなく今後も一緒にいるべきでしょう。

自分の人生なので、自分が幸せだと思う方向へ進めば良いのです。

うつ病の彼氏とのお付き合いのなかには、大変なことも多いですよね。

けれどそれは決して彼のせいではありません。

彼と付き合うこと、もしくは別れることを決めたのは自分自身であるということを忘れずに、彼と自分の幸せを考えていきましょう。

②自分のことも大切にする

もし彼氏とのお付き合いを続けると決めた場合、自分のことを自分で大切にするスキルは非常に重要です。

彼氏さんは今自分自身のことで精一杯で、こちらのことを気遣う余裕がないかもしれません。

彼氏さんがこちらに助けを求めた時、こちらが精神的に安定していることは大切ですよね。

こちらが自立して精神的に安定していることで、相手も安心して相談できるのです。

自分で自分をケアして自立した人間でいることが、彼氏さんの心の負担を減らすことにもつながります。

楽しみをつくる、運動習慣をつける、などを意識することでメンタルは安定しやすくなります。

彼氏さんを安心させてあげられる自分になれるように意識しましょう。(私もがんばります!)

③彼氏と一緒にいることを楽しむ

お付き合いのなかで大変なことも多いと思いますが、彼氏と一緒にいることを楽しむことは大切です。

逆に言えば、一緒にいても全く楽しいと思えなくなってきた時は、今後ふたりの関係を続けるかどうかを考えるべきだと思います。

お付き合いしている2人の間にはお互いに「好き」という気持ちがあるということを忘れないでください。

うつ病の症状が強くなると「好き」という気持ちが見えにくくなることもありますが、どうか見失わないようにしてあげてほしいなと思います。

また、「あなたと一緒にいると幸せだよ」「一緒にいられて嬉しい」という気持ちが生まれた時は積極的に彼に伝えてみてください。

うつ病で自分自身の価値を見出せなくなっているとき、「一緒にいたい」と思ってくれる人の存在は彼氏にとって力になると思います。

まとめ

この記事を書きながら、寂しい気持ちを抱えながらうつだった彼氏と付き合っていた頃を思い出しました。

この記事を読んでくれた方も、当時の私と似た気持ちを抱えているのかもしれません。

大変なことも多いと思いますし、どのような選択肢をとれば良いのか悩むことも多いと思います。

これを読んでくれた方や、その相手の彼氏さんが幸せに毎日を過ごせるよう願っています。

そしてもちろん私と旦那もまだまだ人生が続きます。

悩みは尽きないけれど、その都度幸せになれる方向へ向かって選択をし続けていこうと思います。

ではでは、これからもブログを更新していく予定なのでまた機会があれば遊びにきてくださいね!

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