脱サラしてフリーターになるための準備や、脱サラ後の生活を安定させる方法

働き方
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megumi
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こんにちは!

働くのが辛すぎて脱サラし、フリーターをしているmegumiです。

夫婦ふたりとも、正社員がきつくて辞めました。

つまり夫婦そろって脱サラフリーターです。

正社員時代は生きること自体が本当にしんどくて、「まじでもう無理かも…」感が常に付きまとい、心が毎秒限界に達している感覚でした。

そしてネットで「脱サラ フリーター」等で検索をしたことがきっかけとなり、フリーターのリスクやお金のことについて勉強し始めました。

徹底的にお金について勉強した結果、要点を抑えておけば脱サラしても老後まで十分に暮らしていけると判断したのでフリーターになることを一大決心。

「王道の正社員という道を外れても、生きていくための小道って意外とたくさんあるんだな…」という発見があったので記事にまとめてみました。

この記事はこんな方に最適です
  • 正社員で働くことに疑問を感じる
  • 脱サラしてフリーターになりたい気持ちはあるけど、実行しても本当に大丈夫なのか不安
この記事を読むと分かること
  • 現実的な計画を練って脱サラするための準備
  • 脱サラ後の具体的な流れ
  • 実際、脱サラフリーター生活で幸せになれるのか?
megumi
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実体験を根拠に、快適な脱サラフリーター生活を送るためのコツをまとめていきます。

脱サラしてフリーターになる前の準備

脱サラをするにあたって一番重要な準備は、自分のお金事情について整理することです。

正社員からフリーターになると毎月の収入が減るので、上手くお金のやりくりをすることが必須になります。

「お金について整理」というと漠然としていますが、具体的にすべきことは以下の2つです。

お金事情の整理をするためにすべきこと
  • 家計簿をつけて今の自分の生活に必要な金額を把握する
  • お金についての知識をつける

お金の整理の方法①家計簿をつける

家計簿をつけて、現在の月々の生活費がどれくらいかかるのかを把握することが脱サラの最初のステップです。

家計簿をつけることで、「自分の生活費(=出費)から最低限必要な収入を逆算する」ことができるのです。

megumi
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「家計簿は面倒…」という方は、レシートの写真を撮るだけで家計簿が作れるアプリがおすすめ!紙の家計簿に挫折してきた私も、アプリなら継続できました。

個人的には「CODE」という家計簿アプリがシンプルかつ楽で続けやすいと感じています。

シフト状況や職種にもよりますが、フリーターの手取りは13~16万円が平均です。

現時点で毎月13万円以下で生活できている場合、フリーターになっても生活を大きく変えずに暮らしていくことができるでしょう。(体調不良などの緊急時のため、ある程度の貯金があることが前提ですが)

しかし現在の出費が毎月13万円以上であれば、家賃が安いところに引っ越したり、欲しい物を我慢したり、節約術を駆使して食費や光熱費を抑えたり…ということが必要になってきます。

家計簿をつけてみて出費を把握し、「趣味のお金を少し削っても良いかな…」「こうすればもっと節約できるな」などと調整できる項目があるかどうかを確認してみましょう。

人によって月の出費は全然違うので、フリーター生活が合う人と合わない人がいます。

月の出費が大きい人は、フリーターより収入のある正社員の方が幸せを感じやすいかもしれません。

逆に言えば毎月の出費が少ない人ほど、フリーター生活に向いているとも言えるでしょう。

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ちなみに私たち夫婦2人の生活費は月8万円~11万円ぐらいです。フリーター生活に切り替えるタイミングで家賃が激安の家に引っ越しました!

お金の整理の方法②お金についての知識をつける

収入が減っても安定した暮らしをするために、上手にお金のやりくりをするための知識をつけることは大切です。

お金についての本を読みまくった私が考える、脱サラフリーターがすべきお金の管理のポイントは以下の3つ。

お金の管理のポイント3選
  • 節約術をマスターし、日々の暮らしを安定させる
  • 生活防衛費は多めに貯金し、緊急時の備えをつくる
  • idecoや積み立てNISAを活用して将来の蓄えをつくる

お金の管理のポイント①節約術をマスターする

フリーターになったあとも生活していくためには、月の収入内に出費を抑えることが必要です。

そして収入が少なくても、その分出費を抑えることができれば、余ったお金は貯金や投資にまわすことができるのです。

収入が多くても、出費が大きければ貯金はあまりできません。

収入が少なくても、節約が上手くできれば貯金ができます。

大切なのは収入の額ではなく、自分の生活スタイルに合ったお金の管理ができるかどうかなのです。

節約を徹底しているので、正社員時代よりもむしろ貯金ができるようになりました。学べば学ぶほど、「節約は技術だ!」と感じます。

節約やお金の管理、さらには自分の人生をどう生きるかについて、私が一番影響を受けたのはこの本↓

「なるべく働きたくない人のためのお金の話」

特別な技能や資格が無くても出費を抑えることで自由な生活を手に入れた著者(元フリーター)が書いており、自分にとっての幸せとは何か考えさせられます。

節約やお金について学べるだけでなく、正社員か脱サラか…という人生の問題を考えるヒントになると思います。

お金の管理のポイント②生活防衛費は多めに貯金

生活防衛費というのは、体を壊したりして働けない期間が出来た時のための貯金のことです。

つまり「もしもの時の備え」ということですね。

人によって金額は違いますが、「月の最低限の生活費×半年~1年分」くらいが良いと言われています。

特にフリーターは正社員ほどは雇用が安定していないので、緊急時のために多めに用意しておくと安心です。

この他にも医療保険や雇用保険などに加入しておくことで緊急時の備えをすることができますよ。

お金の管理のポイント③将来の蓄えをつくる

フリーターと正社員を比較した時の違いのひとつに「フリーターには退職金がない」ということが挙げられます。

そのためフリーターは特に、老後の蓄えを自分でつくっておく必要があります。

老後の蓄えを貯金だけで作るのはとても大変なので、私は長期の積み立て投資(iDeCoや積み立てNISA)を重視しています。

最近はidecoも積み立てNISAもわりと一般的に広まってきたので、周りでやっている人も多いかと思います。

できる限り若いうちから毎月コツコツと積み立てていくと、複利のチカラで退職金に劣らない金額を蓄えることが可能です。

家計簿で毎月の生活費を確認すれば、老後に必要な金額も計算することができるので、自分に必要な金額を目指して積み立てていきましょう。

複利などを含めた細かい計算方法については省略しますが、フリーターで生活していくのであれば積み立て投資の力を最大限(理想は限度額いっぱいまで!)使うことをオススメします。

長期の積み立て投資についてもっと詳しく知りたい方は、入門書としてこちらの本がおすすめ↓

「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」

中田敦彦さんも推薦した1冊。

完全素人向けに書かれており、難しい専門用語が出てこないので分かりやすいです。

脱サラ後の流れ ~各種手続きやお得な制度の活用~

脱サラ後にはまず4つの手続きをする必要があります。

脱サラ(退職)後の手続き
  • 住民税の支払い
  • 失業給付の申請
  • 年金の切り替え
  • 健康保険の切り替え

具体的な手続き方法などが知りたい方は、このサイトが分かりやすかったのでご参照ください。

【完全版】退職にともなう4つの手続き┃保険・年金・税金|転職Hacks (ten-navi.com)

退職後、数か月間は失業給付をもらいながら年金や健康保険の切り替え手続きを進めていくという流れになります。

厚生年金の方が国民年金よりも将来もらえる額が大きく、健康保険も会社員時代より納入額が高くなる場合があるため、このあたりは脱サラのデメリットかなと思います。

ただ、それもアルバイトを始めるまでの一時的なものとすることが可能です。

働き方改革が進められているため、非常勤で働く人たちのデメリットが解消されてきています。

アルバイトであっても勤務時間などの条件を満たせば厚生年金や健康保険、雇用保険といった社会保険に加入することができるのです

フリーターを守ってくれる制度を使わない手はありません。

アルバイト先の会社の規模や、自分の希望労働時間を確認して、社会保険完備の状態で働くことをオススメします。

脱サラ後のフリーター生活ってこんな感じ【経験談】

失業給付なども受け取ってひと段落したら、いよいよバイト先を見つけて面接を受け、バイトとして働き始めることになります。

私の場合は家賃を節約したかったので、アルバイト先を探す前に格安物件への引っ越しも済ませました。

【経験談】労働条件の面で、脱サラに後悔はない!

私のバイト先では週4日程度働くことで社会保険に加入でき、有給などもとれるということだったので、そこでのんびりと働かせてもらっています。

アルバイトとして5年間勤続すれば雇用期間の更新を撤廃し、定年まで雇用してくれるという契約になっているので安定して働けるよう頑張る予定です。

正社員時代よりも責任が軽い仕事になり、かつ労働時間も短いのでだいぶ気分的にも楽になりました。

昇給やボーナス、社員教育については正社員よりも劣りますが、脱サラの決断に後悔はありません。

以前は正直アルバイトの雇用条件ってもっと不安定だと思っていたけど、社会保険完備で定年まで雇用してくれるとは…。働き方改革、ありがたや。

【経験談】人間関係のストレスは減った

勤務時間が短いので、職場での人間関係が深くなりすぎないところも自分に合っていると感じています。

正社員時代は会社にいる時間が長かったため「職場の人間関係が全て」という錯覚に陥っていました。

でも今は余暇の時間が多いためか「仮に職場の人間関係がこじれてもまあ別にいいや」という感覚があります。

職場のおばちゃんから「なんでフルタイムで働かないの?なにか事情があるの?」と尋問されたこともありましたが、「体力が無いからフルタイムだと疲れちゃうんです」とお話しました。

おばちゃんからは「若いうちに頑張らなくちゃだめよ~」と𠮟られますが、フリーターになったのは自分の人生を守るための選択なので、「そういう意見もあるよなー」程度に受け流しています。

まあ、労働時間をどれだけ減らそうとも人間関係のストレスを完全にゼロにすることは難しいだろうなと感じています。笑

【経験談】余暇時間の過ごし方

週休3日なので、プライベートの時間は増えました。

これを機に、小さな畑で家庭菜園を始めました。(なかなか楽しい!)

超初心者ですが、海釣りもしています。釣れたら食費の節約になりますし。笑

休みの日は日帰り温泉へ行ったり、外食したりもします。

副業もできたらかっこいいなーと思うので、クラウドワークス やブログなどにも挑戦中。

消極的な私にしては、気持ちや体力に余裕があるからか、わりと様々なことに挑戦しているこの頃です。

贅沢はできませんが、まあまあ充実した日々を過ごせています。

正社員時代は常にエネルギー不足で気力が無く、新しいことを始めるなんてとてもできませんでしたが…。

正社員時代にいろいろと諦めていた分の反動が今きているのかもしれません。笑

脱サラフリーターって、幸せ?

結論から言えば、私個人は「そこそこ幸せ」ですが、この生活を万人にオススメできるわけではないかな…と思います。

私は「長時間、毎日働くのがつらい、人間関係が苦しい、このままでは気が狂いそう」という強い気持ちから脱サラしました。

ですが、やはりフリーターになると収入が減るので欲しくても買えないものもあります。

家賃を抑えるため古い家に住んでいるので、家の中でも外と同じくらい冬は寒く夏は暑いです。

やはりフリーターといえば世間体もあまり良くないですし、もし再就職したくなったらどうしよう、という不安も全くのゼロではありません。

それらのデメリットを踏まえても、私は今の暮らし方が幸せだと感じています。

それは私自身があまり物欲が無かったり、世間体よりも自分の心の方が大切だったり、仕事で自己実現をすることにあまり興味がなかったりするからだと思います。

私自身の価値観が、正社員よりも節約フリーターに合っているからだと思うのです。

もし私の物欲がもっと強かったら、もし世間体を重視する性格だったら、今の生活はものすごくストレスだと思います。

自分に合っている生き方を追い求めた結果、脱サラして節約しつつフリーター生活をするというところに落ち着きました。

自分の価値観に合った暮らしだから、今の生き方に幸せを感じるのだと思います。

なので、一概に「脱サラしてフリーターになったら幸せになれる!」とは思いません。

正社員でもフリーターでも、自分に合った暮らし方をすることが幸せなのではないかと思います。

脱サラフリーターについてのまとめ

脱サラしてフリーターになるための準備や脱サラ後の生活を安定させる方法をまとめました。

脱サラしてフリーターになるのは、自分の性格に合っていれば天国ですが、合わなければ後悔も生まれると思います。

脱サラするということが、本当に自分の価値観に合った暮らしに近づく手段なのかを考えてから実行することをオススメします。

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